源泉名 |
鴨川温泉 なぎさの湯 |
泉質 |
単純硫黄冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉) |
泉温 |
16.4度(気温13度)・使用場所の温度37〜41度 |
温泉の成分(試料1kg中の成分・分量及び組成) |
(1)陽イオン成分 |
ミリグラム
(mg) |
ミリバル
(mval) |
ミリバル%
(mval%) |
ナトリウムイオン |
265.8 |
11.56 |
90.31 |
カリウムイオン |
12.1 |
0.31 |
2.42 |
アンモニウムイオン |
0.6 |
0.03 |
0.23 |
マグネシウムイオン |
4.0 |
0.33 |
2.58 |
カルシウムイオン |
11.2 |
0.56 |
4.38 |
アルミニウムイオン |
0.1 |
0.01 |
0.08 |
鉄イオン |
0.1 |
0.00 |
0.00 |
マンガンイオン |
<0.05 |
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陽イオン 計 |
293.9 |
12.80 |
100 |
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(2)陰イオン成分 |
ミリグラム
(mg) |
ミリバル
(mval) |
ミリバル%
(mval%) |
フッ素イオン |
0.3 |
0.02 |
0.16 |
塩素イオン |
245.8 |
6.93 |
53.72 |
臭素イオン |
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ヨウ素イオン |
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硫化水素イオン |
0.8 |
0.02 |
0.16 |
硫酸イオン |
37.7 |
0.78 |
6.05 |
炭酸水素イオン |
271.5 |
4.45 |
34.50 |
炭酸イオン |
19.2 |
0.64 |
4.96 |
チオ硫酸イオン |
3.3 |
0.06 |
0.47 |
陰イオン 計 |
578.6 |
12.90 |
100 |
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(3)非解離成分 |
ミリグラム(mg) |
ミリモル(mmol) |
メタケイ酸 |
16.0 |
0.20 |
メタホウ酸 |
2.5 |
0.06 |
メタ亜ヒ酸 |
<0.01 |
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非解離成分 計 |
18.5 |
0.26 |
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(4)溶存ガス成分 |
ミリグラム(mg) |
ミリモル(mmol) |
遊離二酸化炭素
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<0.1 |
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遊離硫化水素 |
<0.1 |
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溶存ガス成分 計 |
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溶存物質計(ガス成分を除く)0.891g/kg |
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成分総計0.891g/kg |

(5)その他微量成分 |
総水銀 |
0.0005mg以下 |
銅 |
0.05mg以下 |
鉛 |
0.05mg以下 |
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浴用の禁忌症 |
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)、皮膚・粘膜の過敏な人(特に光線過敏症の人) |
浴用の適応症 |
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病 |
入浴の方法
及び注意 |
ア.温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当たり1回程度とすること。その後は1日当たり2回ないし3回までとすること。
イ.温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
ウ.温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわり又は浴場反応)が現れることがある。「湯あたり」の間は入浴回数を減じ、又は入浴を中止し、湯あたり症状の回復を待つこと。
エ.以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
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・入浴時間は、入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるに従って延長してもよい。 |
・入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。 |
・入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない(湯ただれを起こしやすい人は逆に浴後真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。 |
・入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。 |
・次の疾患については、原則として高温浴(42度以上)を禁忌とする。
高度の動脈硬化症、高血圧症、心臓病 |
・熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意すること。 |
・食事の直前・直後の入浴は避けることが望ましい。 |
・飲酒しての入浴は特に注意する。 |
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分析年月日 |
平成15年3月19日 |
登録分析機関の名称・登録番号 |
財団法人 中央温泉研究所
14健地衛第1号 |
分析者 |
滝沢英夫・村田稲子 |
その他 |
・硫化水素ガスによる事故防止のため、水を加えています。
・入浴に適した温度に保つため加温しています。
・浴槽の衛生管理のため循環させています。
・衛生管理のため循環ろ過装置を使用しています。
・衛生管理のため塩素系薬剤を使用しています。 |